青森 三沢保養センター ~ みちのくの鄙び湯は健在でした
今日はいい風呂の日ということで、2年前の中東北方面の報告の途中ですが、先週行った青森の鄙び湯を先に紹介いたします。
青森には鄙びた温泉が多くあったのですが、近年多くが廃業するなどずいぶん寂しくなってしまいました。
その中で鄙び湯が好きな人にはたまらないと思われる三沢保養センターですが、うれしいことに健在でした。
社会福祉事業の一環として、老人に対する機能回復訓練、入浴療法を行うために設立された施設ですが、もう日帰り入浴施設としての機能しか残っていないようです。
内部にある自動販売機で入浴券を購入し、右側窓口の女性に渡します。
脱衣場はこんな感じ
施設の説明や
温泉の説明が壁面に記載されています。
浴室の右側の壁に沿って台形の斜辺を曲線にした10人ぐらいが浸かれそうな湯船
無色透明、無味無臭ですが、トロみのある柔らかい湯がかけ流されており、幸せな気分にさせてくれます。(実測:42.6℃、pH8.0)
その手前には1~2人用の小さな湯船もあり、こちらの方が少し温度が高め(実測:43.6℃)に設定されていました。
左側には、洗い場ともう永らく使われていないと思われる打たせ湯が残されています。
小さいほうの湯船から見ると、異次元に吸い込まれていくような素晴らしさ。
これはたまりませんね。いつまでもこのまま残してほしいものです。

1 訪問日 令和6年11月中旬
2 料 金 330円
3 泉 質 分析書が見当たりませんでしたが、アルカリ性単純温泉と思われます。
4 満足度 ★★★★
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