山形 肘折温泉 斉藤旅館
令和4年7月の山形方面の報告に戻ります。
赤倉温泉の宿を出て、久しぶりに肘折温泉に立ち寄りました。
(以下、町並みの写真は平成28年に撮影したものです。)
昔懐かしい町並みが残り、朝市の開催されることで知られていますが、カルデラ地形ということもあり雪深いところですので、今年は大変なんでしょうね。
(1月22日の積雪量は約2mとのこと。)
さて、今回はそんな温泉街の入口付近にある斉藤旅館に立ち寄りました。
中に入ると、客室5室の小さな旅館らしい家庭的な雰囲気が感じられます。
浴室は男女別
小さな横長の脱衣場、壁に脱衣棚がありコンパクトにまとめられています。
浴室の奥に岩風呂風に見立てられた2~3人用の小さな四角い湯船があります。
濃い緑色の濁った湯の表面には石灰分が析出しており、湯は新鮮そのもの。
うすい金気臭と塩味がありましたが、意外にも肌触りにキシキシ感はなかったですね。
ただ、湯舟の温度が47.1℃と激熱だったため、ゆっくり浸かれなかったのが残念でした。
洗い場の床に描かれている瓢箪をみていると、熱さにまいった心身が癒されます。
小さな旅館の湯に浸かっていると、心が落ち着き、日頃の疲れが吹き飛んで行くように感じられますね。
こうした日本の湯治文化の原点ともいえる施設がいつまでも残っていけることを願っています。

1 訪問日 令和4年7月中旬
2 料 金 300円
3 泉 質 組合3・5号源泉:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉
4 満足度 ★★★★
この記事へのコメント
肘折温泉行ってみたいと思ってたので、参考にさせて頂きます!
雰囲気も良いし、入浴料も安い!
お湯の温度がそんなに高いとは知りませんでした。
冬の時期はさけて行ってみたいと思います♪
また、楽しみにしています!
肘折温泉、素朴な雰囲気のいいところですよ。
ぜひ、行ってみてください。
お湯の温度は、宿によってもその日の状況によっても変わりますが、通常は42~43℃程度だと思いますので安心して楽しんできてくださいね。