山形 寒河江温泉 割烹旅館吉本
山形県寒河江市にある寒河江温泉は、1954年に開湯した比較的新しい温泉地
JR左沢線の寒河江駅の近くにあって料理旅館などが多く、ほとんどのところで立ち寄り入浴は受け付けていません。
そのため、これまで未湯だったのですが、今回紹介する割烹旅館吉本が日帰り入浴できると聞き立ち寄ってみました。
少し入りにくい感じですが、中に入ると快く受け入れてもらえました。
ロビーは料理旅館の待合いスペースのような雰囲気
さっそく浴室へ行きますが、こちらも入口に坪庭をこしらえて趣があります。
脱衣場も竹簀子風の床など高級感を醸し出しています。
中に入ると奥側に12~13人が浸かれる大きさの湯船があり、壁にあるサクランボのレリーフがアクセントになっています。
うすい褐色で透明、重曹モール系の臭いと味のあるややツルツルした肌触りの湯が、量は少ないながらもかけ流されていました。(実測:42.6℃、pH7.4)
少し離れたところにある日帰り入浴施設の「ゆーちぇりー」(寒河江花咲か温泉)と比べるとちょっとおとなしめという印象を受けましたね。
窓の外に見えるのは坪庭にようなもので露天風呂はありませんでした。
床は水はけが良く滑りにくいグリーンタフ、山形県はその分布地ではあるのですが生産されていないのか、他のブログでは十和田石として紹介されています。
なお、不定期ではありますが女湯限定で、寒河江市の特産であるバラの花びらを浮かべたバラ風呂も実施しているので、女性には喜ばれるでしょうね。

1 訪問日 令和4年7月中旬
2 料 金 500円
3 泉 質 ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉
4 満足度 ★★★★
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