福島 東山温泉 YUKKURA INN

2022年9月に行った東北、北関東方面から

会津若松の奥座敷、江戸時代には会津藩の湯治場であった東山温泉にある素泊まり宿、YUKKURA INNに宿泊しました。

以前は「湯っ蔵シラッセ」という名称だったのですが、今風な名前に変えたようですね。（写真は2010年4月撮影）

こちらにはフロントがなく、歩いて３～５分ぐらいのところにある系列の「庄助の宿 瀧の湯」で受付を済ませ、鍵やタオル、浴衣などをもらって部屋に戻ります。

コンパクトにまとまった室内は落ち着いた雰囲気があって好感がもてるもの。

（以下、今回撮影）

建物内には浴場はなく、入浴は庄助の宿 瀧の湯へ行くことになります。

滝の湯館内には小原庄助さんにまつわる石風呂などが展示されていました。

小原庄助さんと言っても、若い方はご存じないかと思いますが

民謡「会津磐梯山」の♬小原庄助さん、なんで身上潰した。朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上潰した。♬で知られるお風呂好きで身を持ち崩してしまったおじさんといったところでしょうか。

さて浴室です。

左側には好きなシャンプーを選べるシャンプーバー、右側には湯上りに水や生ビール、ソフトクリームがいただけるドリンクバーがあります。

うれしいサービスなんですが、到着したのが遅かったためビールの提供が終わっていたのがつくづく残念でしたね。（15時～19時のタイムサービス）

気を取り直して中に入ると、照度を落とした脱衣場と浴室に高級感が感じられます。

窓際に30人用と３～４人用ヒバ風呂の２つの湯船があり、ヒバ風呂は源泉かけ流し

半露天の湯船も２つあり、４～５人用のもののほか

２人ぐらいが浸かれるヒノキ風呂もありました。

湯は無色透明、無味無臭でサラサラした肌触りの特徴のないものでしたが、高級感が味わえます。（実測：42.1℃、ｐHは忘れてしまいましたが分析表では8.55）

今回は確認しなかったのですが、前回来た時には湯川沿いの伏見ヶ滝を望める露天風呂もありました。

安い宿泊費で高級宿の湯にも浸かれるコスパのいい宿でおススメです。

　　

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１　訪問日　　令和４年９月中旬

２　料　金　　素泊まり３，５８１円＋入湯税１５０円

３　泉　質　　組合混合泉：ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉

４　満足度　　★★★